1600万色以上もの表現が可能で、ネット経由でスマホやPCから色を操ることができるライト、Philipsのhueを買ってみましたのでレポートします!
hueとは
hueとかいて「ヒュー」と読むらしいです。
英語でhueというと色相とか色合いを意味するらしいですが、このhueは、あのCMのロゴの音で聞いたこともある人もいるだろうPhilipsから出ています。Philipsというと美容品のイメージが強いのですが、こんなところまで進出していたとは驚きです。
hueのライトは、カラーLEDを搭載した電球で内部にZigBeeアダプタを搭載して、ZigBee Light Linkと呼ばれる照明調節用のプロトコルを使っているようです。
紹介動画はこちら
開封してみる
Apple Store Onlineで注文したところ翌々日に到着。箱が結構でか目でMac Book Pro Retina 13と比較しています。
箱のデザインはこんな感じ。箱の横のダイヤルを回すと表面に書かれたhueのライトの色が変わっていく興味深い仕組みになっています。
ちなみに表面の裏にはチュートリアルが書いてありますが、先ほどのダイヤルを回してチュートリアルを読み進めるしくみ。
さらに箱を開けていくと、ブリッジ、ACアダプタ、LANケーブルが入っていました。
ブリッジはこんな感じでこれにLANとACアダプタをつなげることによりhueのライトとネットワークの仲介をしています。真ん中にはブリッジボタンと呼ばれる操作端末を認証するためのボタンがあります。
hueはE26口金というサイズのソケットに合いますが、今回はE26口金に合うソケットの器具が2つしか用意できませんでした。さっそく付けてみます。
早速つけてみると昼白色の色になりました。なにも設定していないと昼白色を発色するようです。
さっそく試してみる
ブリッジにLANケーブルとACアダプタをつなげておきます。
そして、hueの操作用のアプリケーションをスマートフォンに入れます。iPhone、Android共にあります。起動するとローカル内でのブリッジを探し始めます。
ブリッジが見つかると認証のためにブリッジボタンを押すよう求められます。
認証が終わるとhueアプリのトップ画面に行きます。ここで好みの写真やシーンを選ぶことによりhueの色を変えることができます。
例えば「くつろぐ」のシーンを選択してみると… 部屋が全体的に暖かみのある落ち着ける色になりました。
他にも「集中する」を選択すると… シャキッとできるような白い空間に。
シーンでなくても好みのカラーを自由に選択することもできます。
hueの基本的な使い方はこんな感じです。ほかにもhueのアプリでは場所や時間を指定してライトの色を変化させる機能もあります。
まだまだあるhueのすごいところ
hueのアプリでできることには限りがあるかもしれませんがhueのすごいところは、hueを操作できるAPIやSDKを公開し、誰でもhueを使ったアプリケーションを作れるところです。
その例として、色々なアプリケーションと連携して様々なイベントにて通知を行うことができるサービスのIFTTTなどでも対応しており、Twitterでリプライをもらうと照明の色が変わるなんていう仕組みも可能です。
公式でiOSやAndroid用のSDKを出しています。 Introduction – Philips hue API
他にも、音とhueを同期させてhueでディスコのような演出ができるアプリもあります。
購入するには?
現在、Philipsのhueを日本に公式に輸入しているのはAppleのみで、全国最寄りのApple StoreかApple Store Onlineしかありません。 Philips hue LEDランプ スターターセット – Apple Store (Japan)
また、並行輸入品であればAmazonでも販売しているようです。
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感想
hueを使ってまだ1日しか経っていませんが、自分の「集中したい!」「くつろぎたい!」などの気分に合わせて照明をコントロールできるため、精神的にも非常に作業が捗ります!
一家に一台、hueいかがでしょうか。